IC-705用キーパッド

https://i.gyazo.com/020c54610844f07f0ee8aa2bc5628071.png

FRISKケースをIC-705の外部キーパッドケースにする.
IC-705のキー端子から引っ張ってくるが,並列に繋げばパドルも併用できるのでそのような結線にしている.

FRISKケースの内部でっぱりを削る

リュータを取り出してきて作業.小部屋部分も少し削る.これによって下記写真左下部のφ3.5ジャックが収まるようになる.
https://i.gyazo.com/86a49a300bf7bd0d4a1c4f47a628eeb2.png

秋月の基板で内部配線

https://i.gyazo.com/6f5a38871880fdb75769059facceb663.png https://i.gyazo.com/63d7e51b2747d156eedac5019e80ff7f.png
基板はジャック部分をくり抜くように加工する.ジャックがFRISKケースの内部高さに対してぎりぎりであるため.穴あけ位置も気を遣う必要がある.若干上目に穴あけしてしまった場合はジャックの足を曲げるなどして高さに収めるようにする.
φ3.5ジャックの固定のための穴あけはφ6.FRISKケースの底面厚みは1mm弱と考えられるので,底面から4mmを中心としたφ6穴を開けると良いようだ.穴あけにはスターエムの竹用ドリルを使用.滑って中心点がずれるということを起こしにくい.
電気的には 1k5 ×2,2k2,4k7 で1回路分4接点.
ケーストップの穴あけについては,基板の2.54mmを利用したスケールを作成して穴あけ後,その穴の嵌合が合うようにタクトスイッチを基板実装してからはんだ付けを行った.ひとつひとつをよく見ると基板に対してはズレたりナナメったりしているが,ケーストップの穴とはよく合っているという状態を得られる.なおケーストップのボタン穴はφ3のスターエム竹用ドリルで開けたあと,φ3.5の一般的なドリルで拡張したものである.
基板はケースに固定していないが,タクトスイッチとの関係で若干高さを稼ぐ必要があったのでウレタンクッションの両面テープを使用し,基板側には糊が有効だがケース側には剥離紙を剥がさないままにしている.

シールの加工

https://i.gyazo.com/00990eb8d09f8986551ec8df214e4476.png https://i.gyazo.com/020c54610844f07f0ee8aa2bc5628071.png
もともとのFRISKケースのトップシールをそのまま利用してもよいが,今回はいったん剥がしてしまったので,オリジナルで作成することにした.
100円ショップのダイソーで買ったA4ラベル光沢紙にインクジェットプリンタで印刷したが,軽く撫でるだけで黒が落ちてしまった.そこで印刷面を撫でても色落ちしないように保護シールを貼った.ボタン穴についてはクラフトナイフで切ってもよいがこのサイズだと穴あけが汚くなりがちだったためパンチャを利用した.φ3.5でパンチしたかったが,最終的には手持ちのハトメパンチについている穴あけパンチ(穴径 5mm)を利用し,一回り大きい穴あけを行っている.
作成したトップシールを貼り付けて完成である.